19日は羽生フードパントリー奇数月担当のNPO法人羽生子育てサポートキャロット（以下キャロット）開催のフードパントリーでした。
今日も冬日で寒い1日でしたが49世帯への配付を無事に終えることができました。
羽生の杜を会場に毎月開催されるフードパントリーはNPO法人羽生の杜とキャロットが隔月で担当するというローテーションで一体として行っております。
開催は毎月第3の日曜日か土曜日の違いになりますが、利用者にとっては都合の良い曜日を選択できます。親御さんの仕事の関係で出勤日を避けて選ぶことができるわけです。そのため、年度の途中でも利用団体窓口を容易に移動することが可能になります。
今年度も残すところ2か月になるため、今回は登録更新の書類をお渡しして3月に持参していただきます。そこら辺りの事務的な手続きはきっちりしているのは羽生の杜と少し違うところです。
羽生の杜は最初の登録手続きは別にしてほとんど私の裁量で口頭での確認をして継続になります。私は意識的にそのようにやってきました。私のなかでは行政の線引きが利用したい方の事情と一致するとは限らないという認識があるからです。困っている方の事情は多様ですからそこに合わせて出来るだけ寄り添えるように対応したいという思いがあります。
昨日の「くつろぎカフェ北小浜」（以下くつろぎ）さんにお邪魔した時に感じたことがあります。「くつろぎ」さんは公的な場所を借りてパントリーを行っておりますが物資の搬入や終わった後の片付けなどの労力が自前の施設で開催する倍の負荷がかかる点です。その点私どもは恵まれております。ストックのスペースも確保されており、自前の冷凍庫や冷蔵庫の設備も完備されているわけですから。多くのパントリー活動団体さんは前者の条件下で行っており、貸主さんの都合では撤退を求められることもあります。
たまたまこのところいくつかのパントリー開催に立ち会っていることもあり、いろいろな制約のもとでいろんな困難を抱えていることを改めて実感しております。
キャロットのパントリー報告とは少し横道にそれてしまいましたが、このような現実を知っていただくことも大事ではないかと思っての記述となりました。
今日もみなさまお疲れさまでした。