6月 俳句・連句講座

2025/06/08

8日は俳句・連句講座が羽生の宿(今井さん宅)で開催されました。
今回もネットワークの総会開催日と重なったために顔を出すことが出来ませんでした。俳句連句講座開催日は他の用件と重なることが多くもう随分みなさんにお目にかかれておりません。
鈴木先生から送られてきた写真は今井さん宅の庭や周りの花々の写真だけで開催風景は撮れなかったとのことです。主宰者になると他のことに気を取られてつい忘れてしまうものです。
何時ものように参加者全員の代表句2句を掲載します。
 蛍火や時に愛しきくされ縁       宇田川肇
 蚊遣火やどこに消えたか元亭主      同
 ブロンズ像靴脱いでゐる暑さかな   小林 翠
 緑陰や試合見てゐる母ひとり        同
 大西瓜まるまる買ふは九年ぶり    箭内敏枝
 闇に生まれ岩をくぐりて滴れる       同
 明早し寝息途切れて腕の出て    今井多紀子
 綿飴を孕むごとくに夏の雲         同
 若竹や俺は神の子不肖の子      佐藤徹心
 雨雲の地表に垂れて栗の花         同
 どくだみの花の白さに染まりけり    加藤陽子
 雨だれのメトロノームや明易し       同
 日傘地に置くひめゆりの塔の前    藤 千波
 紅のリリアンを編む南風           同
 忘るとは蓋をすること夏帽子      鈴木了斎
 落陽を絞つて赤きソーダ水         同 
午後は何時もの通りに連句講座が開催されました。
鈴木先生から写真や代表句を送っていただくのですが、そのメールのやり取りでお互いの近況などを交わしたりします。たまたま、この俳句・連句講座の開始は201910月からで今回が71回目になるということを聞き、そんなに回を重ねてきたんですかとびっくりしました。自主講座にしてから数えても22回になるそうです。
羽生の杜の高齢者向けの講座メニューは全部で7講座ありましたが、一番長く続いているのがジャズボーカル講座とこの俳句・連句講座になります。もう7年目に入っているということになりますね。講師の先生方の大半は都内や横浜などの遠方から来てくださっている方々ですが、こんなに長く続いていることに感謝しかありません。
私の友人関係ですからお二方ともそれ相応に歳を重ねてきており、どこまで続けて行けることでしょう?来月もどうぞよろしくお願いいたします。

 
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