5月 羽生の宿「俳句・連句講座句会」

2026/05/10

510日(日)
羽生の宿 俳句・連句講座句会が開催されました。
この講座の開催日は僕が所用で羽生を留守にすることが多く、前もって会場の準備は整えておくのですが、今回も参加できませんでした。そんな訳でみなさん各地より参集して自主的に開催していただいております。
写真撮影は参加者の田中秀夫さんが担当してくださいました。
ここ2年間は地元の今井さんがご自宅を開放してくださり、会場を2か所にして羽生の杜と交互に開催しておりましたが、今月からは今井さん宅が難しくなり先月に続いて今回も羽生の杜を会場にして行われました。
午前中は俳句講座になりますが最初は敷地内を吟行して句を詠むところから始まります。しっかり整備された森というにはほど遠くて申し訳ない限りなのですが、全ての景色が句の題材になるのであまり気にしなくても良いと言っていただいているので安心しておりますが、実は、最近参加してくださったボランティアさんが精力的に森に手を加えてくださっております。
来月は今日とは違った森の風景になっているのではないかと思います。楽しみにしてください。
以下、今回の代表句各二句になります。
25回(通算第74回)羽生の宿 俳句講座句会
ガリ勉でも球児でもなく夏の空   田中秀夫
一生の京都祇園のソーダ水        同
傘が好きにせあかしあの雨が好き  佐藤徹心
波立てて宇宙相手の代田掻き       同
耳もとにマリアの吐息夏きざす   宇田川肇
とろとろと卯の花腐し月曜日       同
古沼のおしやべりな水草の花    藤 千波
夕づつへまつすぐに鳴く青葉木菟     同
初夏のくつきり浮かぶ古墳群    小林 翠
単線の駅一面の若葉かな         同
色々なこと起こるけど春爛漫    箭内敏枝
矢車草賜はる朝の散歩径         同
里遠し薩摩の粽懐かしく     今井多紀子
筍の飯や夕餉の賑はひに         同
水道の栓ほとばしる青葉かな    鈴木了斎
花えごや雨の日の猫眠りがち       同
代表句に吟行で読まれている句が見当たらないのは当日参加前に出句された句が選ばれたということになります(念のため)。
お昼は箭内さんが準備された料理をいただき休憩をはさんで午後の連句に入ります。午前の俳句だけに参加して帰られる方もいたのですが、今回は全員午後の連句にも参加されたとのことでした。
追記:羽生の杜通信』19号は6月末に発行の予定で準備中ですが、19号のゲスト・ライターは鈴木了斎さんにお願いしております。俳句・連句について書いていただきますのでご期待ください。
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