10月 羽生・がん哲学外来カフェ
2019/10/24
10月24日は「第6回羽生・がん哲学外来カフェ」を開催し、4人の参加でした。 カフェは話のきっかけを作るために2人のテキストを読むことから始めます。その一つは樋野興夫先生の著書『言葉の処方箋』18~21ページ「わざわざ人前で深刻になる必要はないのですよ」を読み、次に中村薫さん(真宗大谷派養連寺前住職)の東京新聞掲載「今週のことば」で宮沢賢治が亡くなる(37歳)10日ほど前にお弟子さんに書いた手紙の一文を引用してのコラムを読んだ後にみんなで感想を述べ合います。少人数での話し合いなので個人的な体験なども交えながら時には濃い内容にもなります。詳細を紹介するのは難しいので省略しますが、いずれにしても「病気」についてのとらえ方を多岐にわたって話し合うことができました。このカフェの趣旨は医療の隙間を埋めることを目的に開かれているものです。がんの当事者はもとよりその周りのご家族や友人、医療関係者など誰もが出席いただけると嬉しいです。次回は11月28日です。