2月「羽生の杜子育て応援フードパントリー」

2024/02/17

17日は羽生フードパントリ―遇通月担当の「羽生の杜子育て応援フードパントリー」でした。
この2月から4月頃は新年度を迎えるにあたり行政(子育て支援課)からひとり親家庭にフードパントリーの案内と申込書を送付していただく関係もあり新規の申し込みが増える時期でもあります。その一方でお子さんが成長しひとり立ちする家庭や引っ越しなどもあったりするため、辞退する家族もあり配布数が変動してきます。今回は77世帯にお配りしました。
毎回安定した一定の食材を支援していただけるNPO法人セカンドハーベスト・ジャパン様は大きな食材供給の柱になっておりますが、それ以外にも臨時の配付会を開催してくださいます。今回は2回(そのうちの一度は雪で危険な走行運転で帰ってきたあの日ですが)に亘る配付会が開催され、その都度八潮市の物流倉庫に伺い冷凍食材などを含めてご支援いただきました。お蔭でたくさんの食材をお渡しすることができ感謝でした。
77世帯のうち引き取りに来られないご家庭は6件あります。その方々には当日の配付が終わった4時以降から廻って終わるのが午後6時半頃になります。それ以外に仕事の関係やその他の事情で当日引き取れない方が毎回10件ほどあります。その方々とは日時を調整して出来るだけそのご都合に合わせて確実にお渡しするようにします。
何時もは開催日から長い場合で一週間かかることもあるのですが、今回は今日の午前と午後で全ての方に無事お渡しすることが出来ました。
今回もも多くのご支援で多種多様な食材をお渡しすることが出来ました。
お野菜では毎回イオンアグリ創造(㈱様のトマト、㈱市流様のキャベツとこれまでも何度かご支援いただいている薬糧開発㈱様のネギとリーフレタス、NPO埼玉フードパントリーネットワークを通してネッスー㈱様の立派な大根などをお配りすることが出来ました。
ありがとうございました。
この活動を継続しながら思うことは、株価の高騰で企業の業績は順調に伸びているなどと報道されていることとは全くかけ離れた実感を持つ方々が圧倒的に多くいるという現実です。子どもが大学に上がることで行政のひとり親世帯の支援から外れてしまう家庭ではますます厳しい学費の負担にどう生きて生活を支えていくのかと言う深刻な悩みを聞きます。これはほんの一例にすぎませんが、毎回そうした悩みを吐露してくださる方が確実に増えております。
行政の枠組みから漏れて厳しい暮らしむきを強いられる方々がたくさん存在していることを気づかされるのです。たかがパントリーでカバーできることなど限られております、されどパントリーなんです。残念ながら。と、思いながら今回もとりあえず無事に終えることが出来ました。
  • 高齢者の地域コミュニティづくり、子どもの居場所づくりについてお気軽にご相談ください。
  • 活動資金の寄付ご支援に皆様のご協力をお願い申し上げます。
  • カロムの普及に努めています。
  •  
  • ゆずる気持ちを広めるシンボルマークです。
  • 大震災被災者の方々自立支援を
  • 行っています。
  • 時間・空間・仲間を大切に「居場所」を創造します。
  • すくすく広場とは、あそび・まなび・たべるを中心に様々な活動をしています。
  • 生活・終活支援
  • 古民家コミュニティー